人生は暇つぶし

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旧帝大の落ちこぼれ理系大学院生が書くブログです

「1週間で8割捨てる技術」を読んだ感想

「1週間で8割捨てる」という本を読みました!

 

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

 

 

 

この本は,「パレートの法則」という有名な法則の80:20で要るものと要らないものは分けることができ,つまり8割は不要で捨てることができるということが書いてある本です.(パレートの法則は有名なのでぜひ覚えてください)

よく考えたら毎日使っているものは限られていませんか?

普段の生活で必要なものは2割に集約されているというのがこの本のコンセプトです.ミニマリストの入門書と言っても過言ではないと思います.

モノを溜め込みやすい「プライムゾーン」という場所がモノが増えてしまう根源で,ここを片付けてしまえばモノが一気に減る!ということを提唱しています.

 

今回このブログでは,私が気になったところを紹介します.

 

捨てられない人が言いがちな言い訳 ベスト4

1.いつか使うかもしれない

この言い訳は非常に厄介だと思います.「いつか」というのは「いつでもない」と言い換えることができます.(これに該当しないのはシーズンもので数年に1回は必ず使うもので,キャンプ道具や海の道具やスキー用品などです.)いつか使うかもしれないと言っている「昔の服」などは,所有した物の評価が理由なく上がってしまう(授かり効果)のせいで捨てられないそうです.ここでおすすめなのは「それを捨ててもう一度買い直したいか」を考えてみることです.買い直すと思わないものは不必要です.いつか必要になるかもと思うなら,その時に購入すればいい話です.

2.人からもらったものだから

プレゼントを捨てることはなかなか気持ちの面で難しいです.しかし,プレゼントはもらった時点でその役割の半分は終わっています.どうしても捨てられないのであれば,リサイクルや人にあげることがおすすめです.そうすれば捨ててしまったという気持ちを残さずに手元から解き放つことができます.

3.思い出の品だから

「思い出の品だから・・・」と言って捨てられないモノがありませんか?しかし,それを捨ててしまったら思い出は無くなるのか,考えてみてください.本当に大事な思い出なら無くなりません.また,そのモノ自体を残さなくても,写真に撮って残しておくと省スペース化できます.写真なら劣化することも埃をかぶることもなくデータとしてずっと残しておいても邪魔になりません.

この思い出の品は,非常に捨てるのが難しいので,最後まで手をつけないほうがいいです.他のもので捨てることに慣れていって最後の最後に処分するかどうかを決めましょう.でなければ,せっかく始めた片付けもそこで滞ってしまいます.

4.これ買った時高かったから

これは「買ったときに高かったから捨てるのが勿体ない」と思ってしまうモノです.ですが,これをずっと持っておくことによって「勿体ない買い物をした」という罪悪感が残ってしまいます.この罪悪感から解放されるためにも手放してしまいましょう.本当に価値のあるものなら売ることだってできます.

高いからという理由で捨てれないかを確認するには先ほどの捨てた後で「買い直すか」を考えてみればわかります.買い直したいと思うものはよほど大切なものですので,捨てたいなんて考えませんからw

 

リバウンドする原因とリバウンドしない方法

リバウンドする原因

せっかく片付けたのにリバウンドしてしまう原因は,よほど意識的にしていないとモノはどんどんどんどん増えていきます.ダイエットでもよほどずっと意識的でいないと短期間で痩せても元の食習慣の方が根強く残っているため3年は続けないと痩せられないというデータがあります.それと同じで片付けも元の生活習慣が影響するのでモノを買ったらモノを捨てるという「ワンインワンアウト」を習慣づけるのがいいかもしれません.

リバウンドしない方法

買ったモノをいつまでも開けずにとっておいて気づけば何ヶ月も経っているという経験はありませんか?買うときには,使うときのことをイメージして買ってから「48時間」以内に使いましょう!ということが書かれています.早速私も実践中ですw

また,モノを出したら,定位置に戻すまでが行為を「完了」させることだと筆者は述べています.学校でも「家に帰るまでが遠足です」とよく言われてましたwwwこの精神をモノを使うことにも当てはめましょう.これは習慣になってしまうまでは大変ですが,習慣になれば,それこそ「歯を磨く」ようにやり終わらないと気持ち悪くなります.

1日の寝る前に15分ほど片付けタイムを設け,リセットしてから寝ることをおすすめします.これで気持ちよく入眠し,毎朝快適に目覚めることが出来ます!!

 

 

 

以上,この本を読んだまとめと感想でした.